電源・系統の整備資金(広域機関の貸付け)

2026年改正電気事業法で電力広域的運営推進機関に加わった、大規模電源と地域内送電線等の整備資金の貸付け。対象・認定要件・貸付基準。

前提この制度の基本的な仕組み(開く)
改正電気事業法(2026年7月成立、12月施行予定)で、経済産業大臣が認定した大規模電源の整備等計画(発電等用電気工作物整備等計画)と地域内送電線等の整備計画(基幹送変電設備整備等計画)に対し、OCCTO が財政融資等を財源に整備資金を貸し付ける業務が加わった。融資割合・金利・投資回収の予見性などの基準は国の審議会(電力事業環境整備WG)で整理し、省令と「推進機関が従うべき基準」で定め、OCCTO は定款・業務規程で運用する。

いま決めようとしていること(論点 1)

段階:決定取りまとめ審議中検討予定公表/ 各論点は「要するに」→「現状」→「経緯」の順に詳しくなります
▶広域機関の大規模電源・送電線向け貸付けの対象と基準は何か審議中
要するに融資は全体の3割までが基本で、金利は民間並み。電源は長期脱炭素電源オークションの落札案件などに限る方針で、対象と基準は国が省令で定める。

問い電力広域的運営推進機関が行う大規模電源・地域内送電線等の整備資金の貸付けは、どの設備・費用を対象に、どのような基準(融資割合・金利・投資回収の予見性)で行われるか

現状(2026-10-02 時点)
2026年7月成立の改正電気事業法で、経済産業大臣が認定した大規模電源・地域内送電線等の整備計画に基づく資金の貸付けがOCCTOの業務に加わった(財源は大規模電源向けが財政融資、地域内送電線等向けが財政融資と補助金)。国の審議会の方針(OCCTO説明資料 p.9)では、融資はプロジェクト全体の融資総額の3割上限が基本、金利は民間水準並み、電源は長期脱炭素電源オークションの落札案件や投資適格の契約先との長期PPA案件等で投資回収の予見性を確認し、OCCTOは区分経理で融資総額の4%以上の純資産と8%以上の高流動性資産を維持、なお償還困難な場合は一般送配電事業者から特別会費で回収する。OCCTOは2026年10月2日に定款・業務規程等の変更の意見募集結果を公表し、対象設備・認定要件と貸付基準は国が意見公募中の省令と「推進機関が従うべき基準」で定めるとした。
次の節目国の省令・貸付基準(意見公募中)の確定と、2026年12月1日又は大臣認可日のいずれか遅い日の施行。
経緯(会議ごとの記録・1 件)と分類
分類:テーマ 電源・系統の整備資金(広域機関の貸付け) / 電源・設備 / 市場・制度 長期脱炭素電源オークション / 論点種別 支援制度参入要件

「現状」は経緯全体から書き直す上書き型、経緯は追記型。一次資料のみを根拠とし、二次情報は経緯に入れません。

このテーマに関わる政策・制度レコード(1)

定款・業務規程・送配電等業務指針の変更案への意見募集結果を公表:地域内送電線等と大規模電源への貸付け業務を規程化

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