陸上風力の環境アセスメントと立地(ゾーニング・促進区域)
陸上風力の立地を左右する環境影響評価の規模要件と手続き、自治体のゾーニング、温対法の促進区域。開発期間とコストに直結するルールの見直しが続いている。
この制度が関わる分野:風力発電(陸上・洋上)
前提この制度の基本的な仕組み(開く)
陸上風力発電は環境影響評価法の対象事業で、2021 年 10 月の政令改正で規模要件が引き上げられ、第一種事業(必ずアセスを行う)は出力 5 万 kW 以上、第二種事業(個別に判定)は 3.75 万 kW 以上 5 万 kW 未満となった。あわせて、小規模な事業については地域の実情を踏まえた立地誘導(自治体のゾーニング、環境省の環境配慮の手引き)が進められている。2022 年 4 月施行の改正温対法では、市町村が再エネの促進区域を定め、区域内の事業に環境アセスの手続きの一部を簡略化する仕組み(地域脱炭素化促進事業)ができた。2024 年 4 月施行の改正再エネ特措法による説明会の義務化・事業規律も陸上風力に適用される。本テーマは、アセスの規模要件・手続きの見直し、促進区域・ゾーニングの運用、風力に特有の環境配慮(鳥類・騒音・景観)の指針の改定を追う。一次資料は環境省(環境影響評価、温対法)と経済産業省の公表資料。
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